世界を見渡せば、サスティナブル社会の構築はもはや国別の問題ではなく、国際社会が協力して解決に向かわなければならないテーマとなっています。こうした時代にあって、異文化の方々と言葉を交わし、気持ちや考えを共有し、問題解決のために協力し合う。それがグローバルリテラシーである英語の役割です。私たちの使命は「人と企業の国際化」。教養としての英語ではなく、経済、文化、その他さまざまな国際舞台で活躍するための英語教育を推進し、グローバル人材育成を支援するという、使命そのものが、未来を拓く社会貢献につながると信じ、活動を続けています。
「人と企業の国際化」という使命達成のために、IIBCではグローバル人材の育成支援のさらなる推進・発展を図る一方、その母体となるIIBCそのものに対するコーポレートガバナンスの整備・強化に取り組んでいます。
グローバル人材の育成支援については、IIBCの基幹事業である TOEIC事業を今後も推進・発展させてまいります。TOEIC Programは、実際の国際ビジネスに通用する英語コミュニケーション能力を測定するものです。この有用性を継続して企業・教育機関に発信し続けるとともに、英語教育・学習・研修をサポートする調査・研究及び情報発信、出版事業のさらなる充実を検討しています。
さらに、グローバル人材の卵ともいうべき高校生や大学生に向けて、英語による発信力の向上を図り、世界への視野を開く支援施策も行っています。「IIBC高校生英語エッセイコンテスト」は、“異文化について考える“ことを基本テーマとし、国内外から英作文を募集し、表彰を行うコンテストです。英語を実際に使って考えを表現する楽しさを広げる一助となっています。また、ESS等の学生団体が主催する英語スピーチコンテストへの協賛等を行うとともに、「IIBC大学生英語スピーチコンテスト」を開催し、学生がコミュニケーションスキルを駆使して自らの主張を伝える場を提供しています。
