2023年度 受賞作品一覧
テーマ:身近な異文化体験 ~コミュニケーションを通じた響きあい~
田 哲さん
芦屋学園高等学校 2年
作品名『A Global Catalyst 』
この度は、最優秀賞と日米協会会長賞をいただくことができ光栄です。そして、この大会を開催してくださった皆様、審査員の皆様に感謝申し上げます。
僕は今年の夏に学校のプロジェクトの一環としてカナダ留学へ行ってきました。多国籍国家と呼ばれるカナダで経験した「国境なきコミュニケーション」と留学前まで抱いていた自身のバックグラウンドに対する思いをこのエッセイにまとめました。エッセイを執筆する際、自分はこれから国際人としてどう在るべきか真摯に向き合い、異文化間におけるコミュニケーションの偉大さを改めて認識する事ができました。このような充実した経験を僕にくださった皆様に感謝します。
武藤 慶之介さん
渋谷教育学園幕張高等学校 2年
作品名『A World of Generosity 』
この度は、優秀賞と日米協会会長賞をいただくことができ、とても光栄です。私は、中東のドバイに住んでいた時、親友の家でのイフタールの体験について書きました。私が抱いていたイスラム教に対する偏見がどのようにして無くなったか、その経緯を明確に表現するように頑張りました。この素晴らしい経験を通じて、新たな視点を得ることができ、偏見と誤解が解ける力を感じました。これからも異なる文化や信念に対する理解を深め、豊かな人間関係を築いていきたいと思います。サポートしてくださった先生方、選んでいただいた審査員の方々に感謝を申し上げます。
和氣 菜々子さん
早稲田渋谷シンガポール校 2年
作品名『The Importance of Learning History 』
この度はこのような素晴らしい賞をいただく事ができ大変嬉しく思います。私はシンガポールに約8年住んでいますが、小学校時代に学んだ歴史や実際に博物館などを訪れたことを通じ、歴史を学ぶことの意義、また知らないことの恐ろしさについて改めて考え、シンガポールの人々との触れ合いから日々感じている感謝の気持ちを込めてこのエッセイを書きました。最後になりましたが、エッセイコンテストを開催してくださった皆様、ご指導いただいた先生方に心より感謝申し上げます。
四方 美優さん
東京学芸大学附属国際中等教育学校 5年
作品名『Overcoming stereotypes 』
この度、特別賞と日米協会会長賞を頂けたことを大変光栄に思います。
私は、イギリスで過ごした約4年間で、偏見を乗り越える大切さについて学びました。本文章を書くにあたって意識したことは、自分の素直な感情のアウトプットです。人に訴えかける文章を書くことは難しく、試行錯誤を重ねましたが、その中で表現を工夫する楽しさを再認識することが出来ました。
このような機会をくださった関係者、そして審査員の方々に深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
髙坂 真琴さん
頌栄女子学院高等学校 1年
作品名『Eyes or Mouths 』
今回はこのような素晴らしい賞をいただきとても光栄です。
私はアメリカと日本の表情の違いから生まれた、友達との響きあいについて執筆させていただきました。このコンテストを通じて、文化の違いから生まれるコミュニケーションや響きあいの重要性を改めて感じました。今後も、このような異文化体験を大事にしていきたいです。
この度、このようなエッセイコンテストを主催してくださった方々、ご指導してくださった先生方、いつも支えてくれる家族、友人に心より感謝申し上げます。
田島 帆奈さん
渋谷教育学園幕張高等学校 3年
作品名『From Blue and Red to Purple: Embracing Bicultural Identity and Diversity 』
この度は特別賞を頂きましてありがとうございます。
エッセイに書いた事は、パスポートの申請時にたまたま起きた出来事です。英語での質問を通して、お互いの境遇を察し、なんとなく気持ちが響き合ったように感じた瞬間を書きました。
国籍というテーマを扱うにあたって、あまり文章が重くなりすぎないように意識して書きました。また多様性についても考えて欲しいと思い、タイトルにもこだわりました。
改めて、ご協力頂いた先生方と審査員の皆様に感謝を申し上げます。
鶴野 結子さん
UWC ISAK Japan 2年
作品名『Exploring Language Bridges of Empathy and Human Unity 』
この度は、特別賞をいただくことができて大変光栄です。審査員の皆様方に深く感謝しております。
私はイギリスでの生活やインターナショナルスクールに通う中で、さまざまな国や文化からの生徒と交流する機会を経験してきました。
このような多様性あふれる環境だからこそ、自分とは異なる意見も多くあり、そんな中、自分の意見を相手にうまく伝えられないもどかしさや相手を傷つけてしまうのではないかという不安に悩むことも多かったです。しかし、アイヌの方々にかけていただいた言葉から、コミュニケーションは単に言葉だけではなく、相手を尊重し、共感する姿勢を持つことで、言葉だけでは表現できない気持ちも伝えることができることを学びました。こうした経験を通して考えたことをエッセイで伝えられて、このような賞をいただけたことを大変嬉しく思います。
エッセイコンテストを開催してくださった皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
若山 舞衣さん
名城大学附属高等学校 1年
作品名『Imagine 』
この度はこのような素晴らしい賞をいただき大変うれしく思います。
私は海外に住んだことも留学したこともなく、異文化という存在を探すことにまず一苦労しました。それはどこか異文化を遠い存在だと思っていたからです。私にとってクラシック音楽が身近な異文化だと気づき、それを題材にエッセイを書きました。
言葉のみで表現するのが難しい音楽や揺れ動く人の感情、臨場感が読み手に想像してもらえるよう表現を工夫しました。このエッセイを読んでくれた人に、普段の生活の中で見逃している身近な異文化に気づいて、触れてもらいたいです。私には見えていた世界が少し広がったように感じました。
審査員の方々、ご指導くださった先生、本当にありがとうございました。
四方 美優さん
東京学芸大学附属国際中等教育学校 5年
作品名『Overcoming stereotypes 』
※特別賞を同時受賞
田 哲さん
芦屋学園高等学校 2年
作品名『A Global Catalyst 』
※最優秀賞を同時受賞
武藤 慶之介さん
渋谷教育学園幕張高等学校 2年
作品名『A World of Generosity 』
※優秀賞を同時受賞
深尾 あむさん
クラーク記念国際高等学校 3年
作品名『Diversity to be aired for an Equal Future 』
このような素晴らしい賞を頂けて本当に光栄です。
私は、日本の映画界の多様化の遅れについてのエッセイを書きました。幼少期をカナダで過ごしていて、テレビや映画をよく観ていたのですが、その数年間の間に北米のテレビはどんどん多様化が進んでいるのを目の当たりにしてきました。そして、帰国後10年近く経つのですが、日本のドラマや映画の多様化が遅れていることに違和感がありました。そのことを素直に書いたエッセイがこのように評価していただけて大変驚いています。
これからも多様化について何かできることを主体的に探していこうと思います。このような機会を与えていただき、ありがとうございました。
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