IPテスト(オンライン)導入事例
導入事例①:東芝ビジネスエキスパート株式会社 関 清香氏
英語研修の効果測定の手段として、今後も積極的に活用していきたい
Q:IPテスト(オンライン)をなぜ導入されたのでしょうか。
当初は約400名を対象に、従来通りマークシート方式でのTOEIC L&R IPテストの実施を予定していました。しかし新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、IPテスト(オンライン)に変更することにしました。当社では自己学習をベースとした英語研修を実施しており、その効果測定の手段として活用しました。
Q:実際に利用された感想を教えてください。
今回はオンラインでの実施に急遽変更することになりましたが、IIBCの営業担当の方が迅速丁寧にサポートしてくださったこともあり、目立ったトラブルもなく、無事実施することができました。受験者からも「オンラインのほうが集中できる」「特に不自由を感じることなく受験できた」「マークシート方式とは異なり、書き消しの作業がないので良い」など、前向きな感想が寄せられました。
Q:従来型のIPテストと、IPテスト(オンライン)との使い分けは、今後どのように考えていますか。
IPテスト(オンライン)は、自己学習型英語研修の効果測定の手段として、今後も積極的に活用していきたいと考えています。受験期間を一定期間設けられること、場所や時間に縛られず、各受験者の都合に合わせテストを実施できることが最大のメリットです。
受験環境の整備が受験者自身に委ねられるため、客観性や平等性の保持といった点では、少し不安が残ってしまう面もありますが、従来型のIPテストとオンラインを、目的別に使い分けしていけば、大きな問題にはならないと考えています。
新型コロナウイルス感染症の影響によって、環境が大きく変化している状況下だからこそ、従業員の学びを支援していくことが重要です。その学びの機会を、時代に合わせた新しいスタイルで提供していくことが私たちの使命だと考えています。
導入事例②:株式会社日立ハイテクサポート 内嶋 玲菜氏
従来のIPテストと比べ、事務局側の負担が大きく軽減される
Q:IPテスト(オンライン)を導入した理由を教えてください。
当社では、新型コロナウイルス感染症拡大の防止を目的に、全社的に在宅勤務となりました。そこで従業員が自宅からでも受験ができるように、IPテスト(オンライン)を実施しました。
Q:実際に利用してみて、いかがでしたか?
従来のIPテストと比べると、事務局側の負担が大きく軽減されると感じました。マークシート方式の場合、①会場のセッティング、②問題・解答用紙の枚数の確認、③当日の受験者受付、④試験終了後の解答用紙の確認、⑤会場の回復、などにかなりの労力を要しますが、こうした負担がないというのは「ありがたい」の一言に尽きます。今回は20名程度での実施となりましたが、受験者数が増えれば増えるほど、軽減の度合いが大きくなると思います。
一方、今回の実施にあたって、オンライン上で出欠確認をして一斉にテストを行いましたが、画面上での人物確認に従来よりも時間がかかってしまいました。今後、オンライン受験と従来の受験方式の使い分けを検討していく必要があると感じています。
Q:受験者からはどのような感想がありましたか?
「従来のIPテストと比べると、テスト時間が約1時間と短くなったため集中しやすかった」という感想や、「普段自分が過ごしている環境で受験できるので、試験会場でテストを受けるよりも緊張しなくて済むので良い」という声もありました。
一方、受験者の中には自宅の通信環境が整っておらず、テスト中に音声が途切れ途切れになってしまった方もいました。初めてのオンラインでの受験に戸惑った従業員もいたようですが、全体的には「今後はオンラインに移行してほしい」という感想が多数寄せられています。
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