活用事例
双日株式会社
TOEIC® Speaking & Writing Testsを海外赴任要件として導入
「表面的なスキルのみならず、コミュニケーションの本質である『伝わったかどうか』を測ってくれるテストが必要」
人事総務部 人材育成 課長 池本 健一氏
導入概要
導入目的 |
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活用方法 |
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導入メリット |
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導入の背景英語力の重要性は?
約2,300名の社員のうち、2割にあたる450名ほどが常時海外に駐在しています。グローバルにビジネスを展開している関係上、国内勤務の社員であっても、海外のお客様や海外拠点の現地スタッフと英語でやりとりする機会が非常に多くなっています。
従来、商社の業態は「日本と海外」を繋ぐものが主流でしたが、グローバル化の進展により、第三国同士を繋ぐビジネスや、海外事業への出資・経営など、ビジネスの領域が急速に広がっています。こうした中で、国際的なコミュニケーション手段としての英語力は、今まで以上に欠かすことのできない能力となってきています。英語力は業務を通じて鍛えるといった考え方もありますが、アウトプット力を中心として、もっと積極的にブラッシュアップする必要があるのではないかと感じています。
導入の目的導入の目的と活用方法 TOEIC® Listening & Reading Test、TOEIC® Speaking & Writing Testsをどのように活用していますか?
リスニング、リーディングについては比較的早い段階からTOEIC L&Rを導入し、人事制度上の昇格要件、海外赴任要件としてスコアを活用してきました。ただ、やはり英語力はインプット力だけでなく、インプットした情報を消化してどうアウトプットできるかという能力が非常に重要です。特に海外に駐在すると、現地のスタッフや客先に対して毎日のように情報や提案を発信するわけですから、ビジネスを効果的に進める上でアウトプット力の向上は非常に重要な課題です。
これまで、海外赴任可能な英語力の基準としてTOEIC L&Rスコア650点を定めていましたが、その基準で十分なのかという問題意識が生まれてきました。検討の結果、人事制度上の海外赴任要件を改定し、TOEIC L&Rスコアの基準を650点から730点に引き上げることになったわけです。さらに新たな基準としてTOEIC S&Wを導入し、スピーキングスコア130点、ライティングスコア140点というガイドラインを設けました。
この要件はあくまで、「せめてこのレベルはクリアして欲しい」というもので、海外でビジネスパーソンとして活躍するためにはさらに上のレベルを目指して欲しいと考えています。より高い目標を掲げることで、そこに向かって自分を高めていけるような人材を育てていきたいし、それを双日のよき文化として定着させたいと思っています。
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TOEIC®Speaking & Writing Tests導入の決め手TOEIC S&Wのどんな点を評価されたのですか?
リスニング、リーディング力は相手が伝えたことを自分が理解できたかどうか、という力ですから、そのレベルは自分である程度判断できます。一方、スピーキング、ライティング力は、自分が伝わったと思っても、相手が理解してくれなければ意味がないわけです。発音やスペルに表面的なミスがあったかどうかではなく、相手に伝えたいことが本当に伝わったかどうかを測ってくれるテストが必要だと思っています。
TOEIC S&Wは、スピーキングの細かな言い間違えや発音ミスがあっても、ライティングで多少のスペルミスがあっても、きちんと内容が伝わったかどうかをポイントに採点するテストです。スキルのみならず、実践的なコミュニケーション能力を測定してくれるテストだという点を評価しています。
期待する効果どのような効果を期待されていますか?
TOEIC S&W受験は健康診断のようなものと考えています。定期的に受験することで英語力の現状を確認できますし、継続的に学習している人であれば、スコアが上がることでレベルアップを実感するとともに、さらに上のレベルを目指す励みになります。
また、アウトプット力に関しては相手に伝わったかどうかが問題ですから、上達していく上で相手からのフィードバックが欠かせません。TOEIC S&Wは、アウトプットした内容のどこが良く、どこが悪かったのかを詳細にフィードバックしてくれます。自分の強みや弱みを客観的に把握することはレベルアップに向けた刺激となり、英語学習へのモチベーション向上に繋がると考えています。
(テスト名称を含め掲載情報は取材当時のものです)
TOEIC L&Rのデータ・各種資料
TOEIC S&Wのデータ・各種資料
TOEIC Bridge L&Rのデータ・各種資料
TOEIC Bridge S&Wのデータ・各種資料
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