活用事例
日本ガイシ株式会社
新人研修にTOEIC® Testsを導入。 4技能の現状把握・自己分析・目標設定に活用
研修担当者の役割は、受講生の「やる気」を喚起し、学習を継続しやすい環境の仕組みを作ること。当社では、グローバル人材の早期育成をめざす新人研修において、TOEIC Testsを「聞く・読む・話す・書く」英語力を測定する「モノサシ」として使用しています。それにより、受講生が目標や学習計画を立てやすく、目標スコア到達による成功体験もできる仕組みを実現できています。
人事部 人材開発グループ 奥野 真由美氏
導入概要
導入目的 |
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活用方法 |
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導入メリット |
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導入の背景
2017年3月時点で、日本ガイシグループの海外生産・販売拠点は20ヶ国。海外赴任者数は210名に上ります。そのため、当社は「海外事業展開を支える能力とセンスを持った人材を育成する」を人材育成の基本方針の1つとして掲げ、グローバル教育などの各種施策に取り組んでいます。
導入の目的
グローバル教育の一環である「新入社員グローバルセミナー」では、約60名の受講生のクラス分けおよび研修の効果測定のためにTOEIC L&RとTOEIC S&Wを導入しています。「自ら考え、自らが学ぶ」をテーマに掲げる同研修では、学習の意識付けの施策の1つとして、受講生に目標管理シートを記入してもらっています。受講生自身がListening、Reading、Speaking、Writingそれぞれの目標スコアを設定することで、PDCAサイクルを回し、目標達成に向けた自己管理ができるようになります。
新人研修では、スコアを活用した個別カウンセリングや、英語に対する苦手意識の払拭に向けたマインドセット研修も行っています。また、仲間同士で切磋琢磨して学習意欲をさらに向上させるため、目標管理シートで設定した目標の達成に向けて学習状況を共有するチーム学習も取り入れています。
導入の成果
受講者の学習意欲を継続させるためには、学習の成果を「見える化」し、各自に納得してもらうことが重要です。研修では、「意識付け」「仲間と共に」「成功体験」の3つを軸に、受講者が「楽しい」と感じられる仕組みづくりを行っています。そのなかで、スキルをスコアとして数値化できるTOEIC Testsを定期的に実施することは、現状の英語力の把握や目標の明確化、目標達成のための自己分析に役立つほか、社員のやる気の向上にもつながっていると考えています。
(2017年10月取材)
(テスト名称を含め掲載情報は取材当時のものです)
TOEIC L&Rのデータ・各種資料
TOEIC S&Wのデータ・各種資料
TOEIC Bridge L&Rのデータ・各種資料
TOEIC Bridge S&Wのデータ・各種資料
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