活用事例
山口大学
英語カリキュラムの中心的役割を果たすTOEIC® Programの3つのテスト
1年次の6月に受けるTOEIC L&Rの結果、400点未満の学生にはTOEIC Bridge Testのスコア、400点以上の学生を対象にした単位認定や卒業要件にはTOEIC L&Rのスコアを利用。経済学部の全学科ではさらに、TOEIC S&Wのスコアも卒業要件として認めています。
導入概要
導入目的 |
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活用方法 |
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導入メリット |
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導入の背景
TOEIC L&Rをカリキュラムの中心に据えることで、実践的コミュニケーション能力の育成という社会的ニーズに応えるとともに、スコアを卒業要件として在学中に自ら学ぶ力を育み、卒業する学生に対して最低限の英語能力の育成を保証することを目的として導入しました。
活用方法
全学共通教育における、スコアと、単位や履修科目との関係をお聞かせください。
入学後2カ月間の『TOEIC L&R準備』(全7回の講義)を経て受験した後、スコアが400点未満の学生は履修済みの『TOEIC L&R準備』で1単位、『Basic English』で1単位を認定し、次のステップになる『英語基礎文法』『English Speaking』(各2単位)を開講しています。これらを修了すれば、ほとんどの学部が定めている6単位を満たせます。
次に、スコアが400点以上600点未満の学生に対しては、『TOEIC L&R準備』1単位に加えて、『Basic English』1単位と『英語基礎文法』2単位の、合わせて3単位を認定し、次のステップの講義へ進みます。
最後に600点以上の学生には、共通教育としての英語の必修単位を全部認定し、アドバンス科目として、卒業単位にはカウントされませんが、より高いレベルのTOEIC L&Rスコアを目指す講座や、留学準備のための留学英会話など、上級の授業を設けています。
導入の成果
全学共通教育のカリキュラムでは、TOEIC L&Rスコアを用いて具体的な数値目標を立てていることがポイントです。400点以下では単位が得られないが600点以上であれば、ほとんどの学部で定めている6単位を認定してもらえるなど、何を目標にすればよいかが目に見えてわかり、学生は自分のレベルに応じた目標を立てることができるようになりました。また、TOEIC L&Rスコアの導入で厳格な成績評価も可能になり、1年生のTOEIC L&Rスコアは平均して70点から80点上がったと考えられます。
(テスト名称を含め掲載情報は取材当時のものです)
TOEIC L&Rのデータ・各種資料
TOEIC S&Wのデータ・各種資料
TOEIC Bridge L&Rのデータ・各種資料
TOEIC Bridge S&Wのデータ・各種資料