活用事例
東北学院大学

客観的な評価で、学生が“いま”のレベルを自覚し、具体的な目標設定が可能に

TOEIC Bridge Testを、英語カリキュラムのプレイスメントテストとして全学部で採用。学生と教員の双方が、“大学スタート時の英語力”を客観的に把握することで、一人ひとりの具体的な目標設定につながっています。

英語教育センター 副センター長
准教授 渡部 友子先生

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導入概要

導入目的
  • 学生の習熟度に応じた、最適な英語カリキュラムを提供するため
活用方法
  • 入学時に全員がTOEIC Bridge Testを受験。スコアを元に習熟度別に生徒をクラス分け
  • 入試形態や入学年度別による習熟度の傾向分析などに活用
導入メリット
  • 習熟度別のクラス分けで、教えやすく学びやすい学習環境をつくることができる
  • 学生一人ひとりが、“いま”のレベルを客観的に把握することでモチベーションアップに繋がる
  • 就職活動、あるいは卒業後に社会で求められるTOEIC Listening & Reading Test受験への足がかりになる

導入の背景

当校の入学生は毎年約2,700人。全学部にて習熟度別にクラス分けを実施することを前提に、外部テストの導入を検討していました。昨日まで高校生だった大学1年生に無理のないレベル感であること、60分という短時間で実施できること、また結果が素早く出ることなどの点から、TOEIC Bridge Testの導入を決めました。

活用方法

入学後すぐにTOEIC Bridge Testを実施し、そのスコアを基準にクラス分けを行っています。クラス内の英語力に大きな開きがなくなることで指導しやすく、学生にとってもレベルの近い者同士で競争心が芽生えるなど、意欲的な雰囲気になりました。
現在、2年生への進級時にも実施することを検討中です。1年次からの伸びが見えると同時に、伸びが大きい学生に対してはクラス替えを行うことで、さらなる学習意欲の刺激につながればと期待しています。

導入の成果

当初、TOEIC Programというとビジネスのイメージがあり、新入生たちが事前勉強なしに受けていいものかと考えました。しかし、TOEIC Bridge Testの問題形式を見ると日常生活をベースにしているものが多く、むしろ彼らの基本的な英語力が正確にスコアに反映されていると感じています。
学生自身もスコアという客観的な評価を得られることで、英語が不得意な学生は危機感を持って取り組む契機になり、中位層は強化すべきポイントを知ることができ、得意な学生は将来に向けた自分の強みを実感できるなど、英語のレベルが違えども、TOEIC Bridge Testを受けることでそれぞれが前向きな刺激を受けています。

(テスト名称を含め掲載情報は取材当時のものです)

「テストの種類」「実施方法」「実施時の注意事項」など、ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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