受験者インタビュー

英語力の測定だけでなく、子どもたちが自らタイピングスキルの向上に取り組んだり、文脈から推測しようと考えるなど、副次的効果も得られた良い機会になりました。

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Oさんご兄妹/小学2年生、4年生

ご家族の皆さんは普段、英語に触れる機会はありますか?

ご家族の皆さんは普段、英語に触れる機会はありますか?

母:会社員の夫は以前までは時々海外出張がありました。私も以前勤めていた会社では海外の文献を読む機会などがありました。しかし現在は、2人とも仕事で英語に触れる機会はあまりありません。

兄:小学校では1年生から週1回、ネイティブの先生が担当する英語の授業があります。京都に住んでいるので、何度か外国人観光客に道案内をしたこともあります。

妹:私の小学校でも英語の授業があります。以前、クラスに日本語があまりうまく話せない外国人の友達がいて、その子と話をするときに英語を使っていました。

お子様が英語学習を始められたきっかけは何でしょうか?

母:2人はインターナショナルプリスクールに通っていたため、そこで自然と英語を身につけていきました。しかし、卒園後それまで日常的に使えていた単語が出てこなくなるなど、英語力を維持し続けることの難しさを感じ始めました。子どもたちが大きくなったときも英語は話せたらよいだろうということで、好きな英語に継続して触れられる機会を設けることにしました。

具体的にはどのように英語を学んでいますか?

兄:小学1年生から毎朝、登校前に約30分間のオンライン英会話をしています。3年生になってからは約1時間の英語教室にも週2回通っています。恐竜や現代の生物に興味があるので、図鑑を見ながら「これは英語でなんて言うのかな」とか調べたりしています。

妹:私も1年生からオンライン英会話を始め、2年生から英語教室にも通っています。早起きをするのはつらいときもあるけれど、英語で話をするのはとても楽しいです。

母:オンライン英会話も英会話教室も原則宿題がないため、自宅学習は特にしていません。普段の会話の中で「今日はどんなことを勉強したの?」「何のお話をしたの?」と子どもたちに尋ねたり、時々教材を確認したりして学習状況を把握するようにしています。

TOEIC Bridge® Speaking & Writing Testsを受験してみていかがでしたか?

兄:ぼくたちは初めて受験しました。せっかく分かる問題があったのに、パソコンに向かって英語を話したり、大文字・小文字を変換してタイピングしたりするのに慣れていなくて結構手こずりました。

妹:緊張して上手に話せなかったり、タイピングができなかったりした問題があって、とても悔しかったです。今は家のパソコンでタイピングの練習をしているので、またいつか再挑戦したいなと思います。

受験後、お子様の英語学習などに関して変化はありましたか?

母:英語スクールでは学習の進捗を測るためにTOEIC Bridge L&Rを活用していますが、子どもたちはTOEIC Bridge S&W受験にあたり特に事前の準備をしていなかったので、まずタイピングなどテスト形式そのものに相当苦労したようです。その点も含めて今回のスコアはあまり気にしないようにしていましたが、子どもたちにとって「今の自分は何がどのくらいできているか、逆に何が足りないか」を知る一つのよい機会となり、できたことに対して自信を得ることができました。

また、テスト形式を知り自発的にパソコンのソフトでタイピング練習をする、意味が分からない単語が出てきても前後の文脈から考えようとするなど、単なる英語力の測定にとどまらない副次的効果も多かったと思います。

お子様の今後の英語学習については、どのようにお考えですか?

母:まだ小学生でもあるので、まずは英語を嫌いにならずにこのまま楽しみながら学び続けてほしいというのが一番です。英語学習を通じて諸外国のできごとなどにも興味を持つようになってきているので、それだけでも十分価値があると感じています。ですから今は、いつまでに何点取得という目標は設けていません。

また、過去英検準2級に合格しましたが、英語は一度合格したからそれでよいというものではなく、語彙を含め発達段階に応じて高めていく必要があると考えています。その点においても、TOEIC Bridge L&RやTOEIC Bridge S&Wが合否ではなくスコアで現在の英語力を把握できることの意義は大きいと期待しています。今後も自らの興味の範囲を広げながら、コミュニケーションツールとしての英語を習得していってほしいですね。

※2021年11月取材。テスト名称を含め掲載情報は取材当時のものです。

※2021年11月取材。
※テスト名称を含め掲載情報は取材当時のものです。

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