受験者インタビュー

発信力を測る試験は、英語力を把握するのに必要。伝えたいことを表現できるよう、もっと勉強したいと思わせるテストでした。

上坂和世さんの写真

上坂和世さん/外資系保険代理店

普段、英語を使う機会はありますか?

前職の外資系保険代理店では英語による本社へのレポート提出などの機会がありましたが、現在勤めている会社の業務は国内法人対象のため、仕事で英語を使う機会はほぼありません。日常生活では、外国人の方に道を尋ねられたりするくらいですね。

新卒で国内の企業に就職した後、機会に恵まれて、憧れだった外資系企業に転職したのですが、ビジネスで英語を使うとなるとかなりハードルが高く、当時は英語スクールに通っていました。その後、妊娠・出産などを理由に一度やめてしまったのですが、昨年また通い始めました。

なぜ英語学習を再開されたのですか?

せっかく昔勉強していたこともありますし、英語でより多くの人とコミュニケーションできないともったいないなと思ったからです。高校1年生の次男が英語学習に力を入れていることも刺激になりました。

現在の目標は、5年後にTOEIC L&Rで800点を取得することです。850点くらいあると海外の大学の講義も言葉に困ることなく聴講できると聞いているので、それくらいの英語力を目指したいと思っています。

どのように英語学習に取り組んでいますか?また、悩んでいることはありますか?

普段は、スクールの教材に従って取り組んでいます。一つの例文について、リスニングチェックから始まり、黙読、音読筆写、ネイティブの読み上げを聞きながら英文を目で追うアイ・シャドーイング、発音練習、テキストを見ずに聞き取れるかのチェックという6段階の学習を1セット毎日約30分、その他にスキマ時間を使って例文の流し聞きをするという内容が理想ですが、忙しいと難しいですね。

4技能をバランスよく使う学習内容にはなっていると思いますが、話したいフレーズが瞬時に出てこないことも多々あり、スピーキングとライティングの力不足を感じていています。

加えて、スクールは現在オンラインで行われているので、他の受講者たちと英語学習についての悩みを共有したり、アドバイスし合ったりできる機会が少ないということがあります。一緒に学ぶ仲間とのつながりが、自らの学習モチベーションにもつながると思っています。

TOEIC Bridge® Speaking & Writing Testsを受験してみていかがでしたか?

事前準備としては、各問題の構成と解答例を確認した程度です。今回思い切って受験してみようと決めたとはいえ、自分の言葉で表現したり、文章を書いたりする(パソコンに入力する)アウトプットの力が不足していて、何もできないまま終わるのではという不安がありました。実際に受験してみると、表現が出てこなくてうまく解答できない問題もありましたが、問題の難易度や内容は分かりやすいものでしたし、受験していて楽しかったです。

アウトプットの力を測る試験はこれまでほとんど受験したことがなかったので、実際に文章をキーボードで打ち込んでいくといったことがすごく新鮮でした。発信力を測る機会はなかなかないと思うので、他の英語学習者にもお勧めしたいですね。

それに「もっと勉強しなくちゃ」とも思いました。言いたいことを日本語で組み立てることはできるのですが、それを英語で表現できない、伝えられない……。受験中、とてももどかしくて悔しかったです。ですから、Speaking Testではほとんど話せなかった印象がありましたが、テスト結果を見ると思いがけず評価されていた部分もあり、自分の力を把握する上で役立ちました。これからもTOEIC L&Rは引き続き半年に1回、TOEIC Bridge S&Wも1年に1回は力試しの意味で定期的に受験していきたいと考えています。

今後の目標を教えてください。

スピーキングやライティングに苦手意識を感じてはいますが、4技能をバランスよく伸ばすことが大事だと思うので、引き続き現在の勉強をコツコツ続けていくつもりです。

目標は毎日30分ですが、できない日もやはりあるので、1カ月間で英語学習時間の帳尻を合わせるなど工夫しながらやっていきたいと思います。ストレスなく英語でコミュニケーションできる自分を目指して、頑張っていきたいです。

※2021年11月取材。テスト名称を含め掲載情報は取材当時のものです。(取材協力:株式会社ビズコム)

※2021年11月取材。
※テスト名称を含め掲載情報は取材当時のものです。
(取材協力:株式会社ビズコム)

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