伝説のキャリアアドバイザーに聞く!これから活躍する人材に求められるスキルとキャリアとは

公開日:2025年3月14日

転職エージェント・キャリアアドバイザーとして3万名を超える転職希望者と向き合い、1,000名を超える経営者へ採用を切り口としたアドバイスを行ってきた、伝説のキャリアアドバイザー株式会社morich代表の森本千賀子さんに、「今求められるグローバル人材」についてお話を伺いしました。
転職・採用・キャリアアップを目指す方に向けた、グローバル企業や企業のエグゼクティブ層と仕事をしてきた森本さんならではのお話を収録しています。ご自身のキャリアを見つめなおすことができるワークもご紹介しています。

高山 芳樹さん

プロフィール
株式会社morich代表
森本千賀子さん

1970年生まれ。獨協大学外国語学部英語学科卒業後、1993年にリクルート人材センター(現:リクルート)に入社。転職エージェントとして2千名以上の転職を支援し、千名以上の経営者のコンサルティングに携わる。2017年3月株式会社morichを設立。25年在籍したリクルートを2017年9月に卒業し独立。 現在は人材紹介業を中心に、組織や人事に関するサポートも行うオールラウンダーエージェントとしてエグゼクティブ層の支援を行う。その他、TVや雑誌など各メディアでの執筆活動、各地で講演やセミナーなど多岐にわたって活動。

目次

【動画で見る】森本さんからのアドバイス『いま求められるスキルとは?』

英語力とキャリア(採用・転職)に関するアドバイス

POINT1 海外・国内どこで働くにも英語力は必須のスキルに
禍の影響により、オンラインツールの普及、海外とビジネスをするチャンスが大幅にひろがった。また、労働人口の減少による、外国人労働者の受け入れや、海外進出、外資からのM&A・買収など、英語を使う機会は年々増大している。

海外や外資系企業で働きたい人だけでなく、国内で働く方にとっても英語力は必須のスキルに。キャリアアップを目指す方は、ぜひ早期に英語力を身につけていただきたい。

POINT2 英語力=ポータブルスキル
求められるのは「ポータブルスキル」。ポータブルスキルとは、業種や職種がかわっても環境を選ばず、活用することができるスキル。交渉力や戦略的思考力などが代表的で、語学力も含まれる。

POINT3 キャリアとあわせて英語力も定期的に見直そう
昇進・昇格の基準スコアとしてTOEIC L&Rスコアを採用している企業が増加。3〜5年に一度ご自身のキャリアを見直したい。同時に、英語力も確認する。TOEIC L&R受験と目標設定がおすすめ。

POINT4 具体的なTOEIC L&Rスコア推奨目安とは?
TOEIC L&Rのスコア推奨目標:新卒・中途採用なら750点、マネジメント層なら800点。

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森本さんからのメッセージ

英語力があることで必ず、キャリアの選択肢は広がります。英語力をキャリア構築の1つの手段にしてください!

【ワーク】あなたのキャリアを整理してみよう

森本さんにご登壇いただいた「伝説のキャリアアドバイザーに聞く!これから活躍する人材に求められるスキルとキャリアとは」のセミナー内で実施した、オリジナルワークシートを利用して、今までのキャリアを整理してみましょう。これまでのキャリアの見直しや、これからの目標設定にも役立つはず!

1.ワークの準備

オリジナルワークシートをダウンロードする。
・ワークで使用するシート(PDF)

2.キャリアワークのやり方・進め方

① 過去のキャリアを振り返る
記入例をみながら、左側の「過去」の列を記入していきましょう。
・上段:担当していた業務・経験、習得したテクニカルスキルを書き出しましょう
・中段:取得したポータブルスキルを記入しましょう
・下段:過去に取得したTOEIC Testsスコアを記入します。受験経験がない場合は、英語レベル確認表(TOEIC L&Rスコア目安)を参照して英語の習得状況を記入しましょう。

② 現在の状況を整理する
続いて中央の「現在」の列についても1と同じ要領で記入していきましょう。

③未来(目標)を具体化する
過去・現在の整理ができたところで、将来どのような業種・職種に就きたいかを具体的に考えて記入してみましょう。その業種・職種で必要と想定されるスキルや英語力についても記入しましょう。

④ 未来の目標のために今できること
過去や現在の振り返りから、ご自身のキャリアの強みを見つけるとともに、具体化した未来に足りないスキルを確認しましょう。大事なのは、未来に向けた1歩を踏み出すこと。まずは、今日段階で立てられる目標を1つ、ワークシートの最下部に記入しましょう。

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ワークのポイント

過去から現在にかけて、築いてきたキャリアやスキルを正しく把握すること。また、今ご自身が置かれている状況と、目標との間にある差分を把握することができればこのワークは成功です。

ポータブルスキルは業種・業界を問わず持ち運ぶことのできるスキルですので、将来の目標が明確出ない方でも修得することで可能性を広げることができます。計画的に、目標を立てながら、ご自身のスキルアップにむことが大切です。

コラム:英語×キャリア

1.英語を使った仕事に注目が集まる理由

森本千賀子さんのセミナー動画の中にもあったように、今、世界は目を見張るスピードで変化しています。

コロナ禍の影響により、オンラインビジネスも一気に普及しました。今や世界中どこにいても誰とでも仕事ができる、グローバルな世の中になったと言えるでしょう。また、AI(人工知能)やテクノロジーの普及により、サービス領域の拡大とその速さは目覚ましく、世界進出をする企業や、現地の企業を買収し事業拡大を目指す、そんな企業も多く出てきています。

企業も生き残りをかけて、新規事業やビジネスの展開をけん引する優秀なグローバル人材を採用したいと考えることは自然ですし、よりより人材を確保するためにより高い年収レンジを提示するケースも多いといえます。

日本国内でも、英語を使う環境や機会はこれからますます増えていくと予測されます。海外企業によるM&Aや、労働力の確保のため外国人労働者の受け入れにより、外資・内資を問わず、グローバルな職場環境で成果をあげることが求められるでしょう。

2.英語力を磨くことは転職・採用でも有利になる?

森本千賀子さんによると「英語はもはやこれからの時代必須スキル」とのこと。2021年にIIBCが実施した調査でも、TOEIC Testsの受験歴にポジティブな印象を持つ人事担当者は約9割。また、TOEICの高得点が配置や転属に影響をもたらすと答えた方も約9割にのぼりました。

「受験者数が多いから」「社会人が英語力を測定する最もメジャーなテストだから」「どのくらいのスコアだとどの程度の英語力があるのかが一般化されているので、採用担当者だけでなく配属先の部署でも同じ目線で英語力が確認できる」などといった声が聞かれました。

英語力はご自身の活躍のチャンスを広げる、ポータブルスキルのひとつです。キャリア選択の幅を広げたり、市場価値を高める選択肢の1つであると言えます。TOEIC Testsは、英語力のモノサシとして現在地から目標までの距離を明確にして効率的な目標達成をサポートします。

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