【ダイジェスト】2021年TOEIC® Program世界の受験者スコアとアンケート結果

【ダイジェスト】2021年TOEIC® Listening & Reading Test
世界の受験者スコアとアンケート結果

TOEIC Programの開発機関であるETSでは、例年世界中のTOEIC Listening & Reading Test全受験者のスコアとアンケート結果を集計し統計データとして発表しています。今年も昨年2021年の統計データが発表されましたので、主要なトピックをピックアップしてご紹介します。

受験者の皆様の中にはご記憶に残っている方も多いのではないかと思いますが、この統計データの基となるアンケートはTOEIC Listening & Reading Testの試験開始前にご回答いただいているものです。そう考えるとアンケート結果への関心も高まりませんか?

国・地域ごとの平均スコアをはじめ世界の受験者の属性や英語学習・受験の背景など、世界各地で受験されているTOEIC Programならではのデータがまとめられています。本編の『2021 Report on Test Takers Worldwide ― TOEIC Listening & Reading Test別ウィンドウで開く/Open the link in a new window』(PDF)もぜひご覧ください。

2021年TOEIC Listening & Reading Test世界の受験者のスコアとアンケート結果の全データはこちらよりご覧いただけます。

世界各国・地域のTOEIC® Listening & Reading Test平均スコア

TOEIC Listening and Reading2021年平均スコアの表

このレポートでは例年、世界の各国・地域ごとのTOEIC Listening & Reading Test平均スコアを発表しています。ここではトータルの平均スコアが上位10位までの国・地域をピックアップしました。ヨーロッパから東南アジア、アフリカ、中米、南米と世界の様々なエリアの国々の名前を見ることができます。

そして気になる日本の平均スコアですが、他の国・地域のスコアと併せて当レポート『2021 Report on Test Takers Worldwide ― TOEIC Listening & Reading Test別ウィンドウで開く/Open the link in a new window』の5ページにてご覧いただけます。

  • 年間の総受験者数が500名以上の国のみを掲載

学生受験者が半数以上

就業状況のグラフ

受験者の就業状況については、過半数の54.5%が「全日制学生」という結果でした。年齢においても25歳以下の割合が63%となっていますので、これから社会で活躍する学生、若年層に多く活用されていることがわかります。

特に全日制学生の多い国として、ヨルダン川西岸地区(100%)、パナマ(85%)、ベルギー(84%)、フィリピン(82%)、カメルーン(80%)が挙がっています。逆にフルタイム勤務者の多い国は中国(63%)、ペルー(56%)、エルサルバドル(47%)、モンゴル(46%)でした。

約2/3の受験者が英語圏での滞在経験なし

英語圏滞在経験のグラフ

英語圏の国・地域での滞在経験については、およそ2/3にあたる67.3%の受験者が「全くない」と回答しています。一方で6か月以上の滞在経験があるという回答は10.8%でした。国・地域によって違いはあるものの、多くの方が非英語圏という環境で英語力の向上に取り組んでいることがわかります。

受験経験3回以上が約39%、受験目的は英語学習がトップ

約70%の受験者が過去に受験経験があると回答しており、3回以上の受験経験があるという回答は39.1%でした。

また受験の目的については、「英語学習」(30.0%)がトップです。「就職活動」(26.7%)、「卒業に必要なため」(24.5%)という回答も多く、この3つが主要な目的となっています。

日本では「英語学習のため」が39%と香港と並び最も多いです。また「就職活動のため」が最も多い国はクウェート(51%)、「卒業に必要なため」が最も多い国・地域はヨルダン川西岸地(100%)でした。

TOEIC Listening and Reading Testの受験経験

受験目的のグラフ

当レポートの本編では、これ以外にも様々なアンケート結果を掲載。また各アンケートの回答ごとに平均スコアをご覧いただけます。
この機会にぜひご覧ください。

ダイジェスト2020はこちらからご覧いただけます。

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