地球人財創出会議

会議の主旨

地球人財創出会議は、インタラクティブセッションを通じてグローバル人材育成に関する諸問題・課題について考え、学び合う場です。ゲストスピーカーは、企業のリーダー、教育者、起業家、コンサルタントなど各分野から第一人者をお招きし、グローバル人材育成というテーマを様々な切り口から語っていただきます。単にゲストスピーカーの話を聞くだけでなく、意欲的にディスカッションに参加し、建設的な意見交換をできる方々が集う場を作り上げたいと考えています。主役は参加者お一人おひとりです。あなた自身のコミットメントを大きくすることで、得られるさまざまな気づき、アイデア、インスピレーションもより大きくなるでしょう。参加者の皆様との意見交換を通して、ネットワーキングを広めていただけたらと思います。地球人財創出会議で生み出された「知」は、後日レポートとしてまとめてWebやSNSなどに掲載する予定です。
※2022年度は、新型コロナウイルス感染状況を鑑みながらオンライン/オフラインでの開催を決定いたします。

「地球人財創出会議」の名前に込めた思い

「グローバル人材」という言葉があります。定義や捉え方は、組織によってまた個人によって千差万別・十人十色です。IIBCは、「世界に通用する人材を育てる」というテーマにフォーカスし続けるとともに、その先にある「組織にとって財産となる人」、さらにはグローバルレベルでの諸問題に立ち向かえる「地球にとって財産となる人」をひとりでも多く創出したいとの思いから、『地球人財創出会議』という名前をつけました。

ファシリテーター

本会議ではゲストスピーカーと参加者をつなぎ、実りある会議とするために、ファシリテーターを置いております。2022年度は、株式会社カレイディスト代表取締役 塚原月子氏と、株式会社シグマクシス・インベストメント代表取締役社長 柴沼俊一氏に会議をリードしていただきます。
近年の疫病流行や国際秩序の混乱などにより、まさにVUCAを実感する昨今、「地球人財」の役割を以下の通り定義しました。

  • ホリスティック(自然や歴史の一部であることを意識しながら、自らの活動を行うこと)
  • インクルーシブ(多様な個をつなぎ、価値を紡ぎ出すこと)
  • リジェネラティブ(地球環境の問題を解決し、経済価値を生みながらより良い世界を創ること)

これらキーワードを意識しながら、地球を舞台に活躍できる人材育成についてゲストとともに考えてまいります。

塚原 月子 氏
株式会社カレイディスト
代表取締役

柴沼 俊一 氏
株式会社
シグマクシス・インベストメント
代表取締役社長

※所属・役職などはご登壇当時のものです

塚原月子
株式会社カレイディスト 代表取締役

国土交通省、ボストン コンサルティング グループ、カタリストを経て、現職。
ボストン コンサルティング グループでは、ヘルスケア及び金融分野を中心に、多くの多国籍企業、日本企業に対するコンサルティングを行ってきた。東京及びニューヨークオフィスにて、組織及び文化のチェンジマネジメントやダイバーシティマネジメントに関するプロジェクトを経験。2015年より、ニューヨークに本部を置き世界的に活動を行う非営利法人カタリストの日本責任者に就任、2018年に株式会社カレイディストを設立してからはアドバイザーとして活動。

現在は、ダイバーシティ及びインクルージョンの領域でアドバイザリー・コンサルティングサービス、研修や講演などのサービス、リサーチなどを行うことを専門として、多国籍・日本企業、政府、教育・研究機関等に対してサービス提供を行っている。2020年より、ビジネスの意思決定層における女性の参画・活躍を実践するG20の民間セクターアライアンスであるG20 EMPOWERの日本共同代表に就任。G20各国の代表者との連携、国内有志企業との協働を通じて多様で包括的な組織・社会の実現に向けて非営利での活動を行っている。

ダートマス大学タック経営大学院修士(MBA)、東京大学経済学部卒業。小中学生3児と3猫の母。

柴沼 俊一
株式会社シグマクシス・インベストメント 代表取締役社長

東京大学経済学部卒、ペンシルバニア大学経営大学院ウォートンスクール卒。日本銀行、経済産業省(日本銀行より出向)、マッキンゼー・アンド・カンパニー、かざかフィナンシャルグループを経てシグマクシスに参画。2021年4月より現職。事業開発コンサルティングのほか、投資責任者としてベンチャー投資、JV、カーブアウト、Pre IPO投資などに従事。未来社会を創造することをライフワークとし、社会への発信に加え多数のプロジェクトに参画。現在、グロービス経営大学院教授。
著書:『知られざる職種 アグリゲーター』(2013年日経BP)『「コンサル頭」で仕事は定時で片付けなさい! 』(2009年PHP研究所)

 
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